2011年08月16日

みちのく丸入港〜昔の港の交通整理は・・・



復元北前船「みちのく丸」が8月15日お昼過ぎ、新潟港へやってきました。

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前後2隻のタグボートによって巧みに曳航され、行き交うジェットフォイルやカーフェリーをやり過す為に歩みをゆっくりにしたり、時には少し留まったり。

・・・では、北前船が実際に活躍していた時代、新潟港の交通整理はどのように行われていたのか。
興味深い資料がありますのでご紹介します。

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新潟湊には江戸時代から“水戸教”という水先案内人がいました。
水戸教は、船を安全に行き交わせるために、水深を測って竹ざおの目印を立てたり、船見櫓に標識旗を掲げてルートを指示したりしていました。
この絵が、その信号旗・標識旗の凡例です。これは明治時代の廻船問屋の引札に現されたものです。
凡例の下には、湊の風景が描かれています。船見櫓や水戸教の詰所だった“仁太郎小屋”などが見えます。
この絵(引札)は18日(木)まで、旧小澤家住宅に展示されています。

「みちのく丸 寄港記念企画展 新潟湊 廻船問屋の記録」開催中です。

■8月16日(火)〜18日(木) 9:30〜17:00

■会場:北前船の時代館 旧小澤家住宅・藤の間

■入館料:大人200円  小中学生:100円




一転、こちらは現在の水戸教・・・新潟海上保安部の信号所です。
現代は旗ではなく灯火信号で港の出入りする船を管制しています。この灯火は信濃川左岸の入船付近に見えます。信号所の屋上に灯っています。

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posted by staff-kuro at 18:32| トピック